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この調光ガラスは、季節、天候等の自然環境の変化に応じて日射のエネルギーで自然に可逆変化して、 その日射を自動的に遮光する“生きたガラス“とも言える新しい概念の建築材料です。 その自動的変化は、普通の無色透明な窓ガラスが日射で徐々に白濁化して障子紙のように真っ白になります。 その結果、約80%の日射を遮光して大きな省エネ効果を伴って、柔らかな自然光が室内奥まで広がることによる快適性と照明効果をもたらします。 基本仕様では、夏期は白濁状態になって“木陰“となり、冬期は無色透明状態で”日向“となります。また、各種の仕様があり、住居、オフィスビル、 店舗、病院、公共建築等の設計にあわせて選択できます。例えば、常に透視性を部分的に確保できる仕様もあります。 特に、共用部の窓を自動的に日射遮蔽させることで、快適性の確保と省エネ管理を高次元で実現できます。 代表的な施工例としては、東京のK邸宅、 国立環境研究所の地球環境研究センター、 名古屋大学の野依記念物質科学研究館、 愛・地球博の瀬戸日本館、 ミュンヘン工科大学の旧記念館(改修)等があります。 21世紀型省エネ機器「資源エネルギー長官賞」、日本経済新聞社「日経地球環境技術賞」受賞 |
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